2019年7月24日水曜日

【令和元年度】実習7日目(2019.7.10)

 法人後見と自立支援の訪問に同行させていただきました。
 社会福祉士がクライエントとどのように接し、どのように話を展開させていくのか、直接現場を体験することができました。①クライエントの興味のある話を先に調べ話を展開させていたこと、②クライエントが自分の希望を話されたとき、何故そうしたいのか掘り下げて尋ね支援につなげていること、③クライエントが黙ってしまったときの沈黙を大切にすること(沈黙のなかに意味がある)、④留守の際などに手紙等のツールをつかうこと、⑤心配があるときは情報を受けるだけでなく、巡回するなど細心の行動をすること、⑥クライエントへの提案は状況に合わせてすることなど、重要な点を学ぶことができました。

 また、市民後見人が活動する中で課題となっていることを専門職(社会福祉士)に相談する場に同席させていただきました。被成年後見人は会話もかみ合わない、何度会いに行っても認識してもらえないような人がほとんどですが、そのような人に対する支援について、反応を求めるのではなく、その時最善と思われる対応をすること、反対に会話が成立するのであれば、何をしてほしいのか、最期はどうしてほしいのかなど、信頼関係を結んで聞き出していくことが大切との話が専門職からありました。


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