面接相談援助技術では、まず初めに「これから実践を通しての学びがどの理論になるのか」を考えていくようにとの指導がありました。面接相談援助をするうえで大事な点について事例を通して説明していただきました。
アプローチは段階的に行う必要があり、そのなかで自己肯定感をもってもらうよう支援すること、クライエントが自分の思いを吐き出すことで自己理解につながること、援助する側が常に自分の状況がどのような状態なのか自己覚知すること、支援者のひとりよがりの判断で自己決定に導いてしまうリスクがあることなどを学びました。最も大事なことは、「技術は価値に宿る」という言葉にあるように、専門職としての価値が確立〔何のために支援するのか〕することによって初めて知識も技術も生きてくるものであるということでした。今日座学で学んだことを、機会があれば実践したいと思います。
また、地域包括ケアシステムの説明では、システム実現には、人的配置と財源が必要とのことでした。北部包括支援センターで取り組んだ「ささえあいの地域づくり共同体」のような取り組みを、全市的に取り組んでいけるよう、社会福祉協議会から地域に提案・発信していく必要性を感じました。
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