2ヶ月ぶりの実習再開となりました。後半10日間、前半の記録を読み返しながら、ラストスパートをかけられればと思っています。
午前中は、実習最終日の実習成果発表会に向けて、研究テーマに係る内容検討を指導者の指導を受けながら行いました。前半の実習では「主体性」をテーマに学びを進めてきたので、実習成果発表会の研究テーマは「住民の主体性の形成と地域共生社会の実現」とすることにしました。これから、資料の収集や内容の構成など、まとめあげていかなければなりません。どんなことになるのか、不安ではありますが頑張ります。
午後からは、北部地区地域包括支援センターでの実習でした。居宅介護支援事業所等巡回訪問に同行させていただきました。ケアマネの課題・悩みでは、サービスを受けたいためのプランになってしまっているケースもあり、将来的なことも考えるとこの支援でいいのかと考えることもよくあるとのことでした。希望と意向は異なることから、利用者のこれまでの人生の背景をアセスメントし、希望するサービスの先にどうしたいのかを聞き取ること、やりたくないからサービスを受けたいのか、できないからサービスを受けたいのかを見極めることがケアマネには求められるものであり、それには面接技術の差が大きいことを学びました。また、利用者の意向に基づくプランができてもサービスの供給がままならない現実があることも学び、インフォーマルな社会資源の必要性を実感しました。